プロ野球のMVP

MVP

MVPは基本的にはリーグ優勝したチームの球団から選ばれることになります。以前は条項としてそういうものがありましたが、今はそうしたものがないものの、いわゆる不文律として優勝したチームから出すことになっています。ただ、大記録を樹立した選手などがいる場合にはさすがに無視はできず、驚異的な成績を残した人に関してはちゃんとMVPとして表彰する傾向にありますが、それも数えるほどといったところです。

基準となるのは、タイトルをどれだけ獲得したかというものが大きいです。投手であれば勝ち星と防御率、打者であれば、打率、ホームラン数、打点がかなり重視されています。一方、どのタイトルを持っていなくても、高レベルで安定しているような打者に関してはそちらが優先されるケースもあり、打者であれば3割30本100打点、投手であれば15勝、防御率2点台前半はマークしたいところです。

救援投手がプロ野球のMVPに輝くケースもありますが、抜群の安定感や成功率の高さなどが記憶に残りやすいためであり、プロ野球の歴史上でも伝説に残るような選手が獲得する傾向にあります。いずれにしても、どの選手もそのタイトルにふさわしい活躍をしています。